株式公開にはメリットとデメリットが伴います。メリットとしては、資金調達能力の向上、知名度や信用度の向上、優秀な人材の確保、従業員のモチベーションの向上、創業者利潤の実現等があげられます。一方、デメリットとしては、会社情報の開示義務、買収リスク等があげられます。このメリットとデメリットを比較考量して、慎重に判断する必要があります。この結果、株式公開を選択した場合には、自社の現状と各市場の形式基準、実質基準を把握し、基準を満たさない場合には、基準を満たすように社内の仕組みや取引のあり方を修正するという公開準備活動が必要です。
また、これらのことと併せて、資本政策を実施する必要があります。経営権の確保と創業者利潤の確保を大きな目標とし、公開する前までにあるべき株主構成と公開時の売出、募集株式数を各市場の形式基準を考慮しながら、決定していきます。
当事務所では、以下のような株式公開準備業務のお手伝いをいたします。
- ・ 上場準備スケジュ−ルのご提案
- ・ 上場準備の進捗管理
- ・ 資本政策の立案
- ・ 株式評価
- ・ 増資・新株予約権等の発行業務
- ・ ベンチャーキャピタル等の紹介
- ・ 登記に必要な議事録作成
- ・ 諸規程の作成支援
- ・ 月次決算の早期化支援
- ・ 取締役会・経営会議議事録の整備支援
- ・ 内部監査実務支援
- ・ 業務フロー作成支援
- ・ 株主総会・取締役会の運営及び業務執行支援
- ・ 適切且つ適格なディスクロージャ−に向けたアドバイザリ−業務
- ・ 上場申請書類(I ノ部/ II ノ部等)の作成支援
- ・ フローチャートの作成支援
- ・ 中期経営計画作成支援
- ・ 利益計画作成支援
- ・ 上場審査必要書類の整備・内容チェック
- ・ 有価証券届出書・目論見書作成支援
- ・ IR資料作成支援
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