「地域企業経営人材確保支援事業給付金」

地方経済の活性化は
日本全体の持続的な成長に不可欠な要素です。

しかしながら多くの地域企業がその成長の鍵となる
経営人材の確保に苦慮している現状があります。

このような状況を打破するため
金融庁と経済産業省が連携し
「地域企業経営人材確保支援事業給付金」
という画期的な制度が創設されました。

この注目の給付金制度の詳細
REVICareer(レビキャリ)の概要
そして応募手続きの流れについて
企業の経営者&担当者の皆様に向けて解説します。

■□━━地域企業経営人材確保支援事業給付金とは━━□■

REVICareer(レビキャリ)を活用して
経営人材を獲得した地域企業に
1人あたり最大450万円が給付されます。

給付金は採用者へ提示する待遇の改善
人事制度や福利厚生の充実
その他採用に際して要する諸費用に活用できます。

◎REVICareer(レビキャリ)とは
金融庁と経済産業省が連携して進める事業で
大企業から地域の中堅・中小企業への
人材の流れを創出するために地域金融機関が
仲介役として人材プラットフォームを提供します。

目的は大企業のビジネスパーソンの自発的な
キャリアデザインと地域企業における
経営人材の確保を支援し地域経済の活性化を図ることです。

◎給付金制度の概要について
「転籍型」「兼業・副業型」「在籍出向型」など
さまざまな採用パターンに対応し
1人あたり最大450万円が支給されます。
給付対象企業1社当たりの最大給付対象人数は10人までです。

◎注意点
給付申請には地域金融機関との実績報告に係る契約締結
地域金融機関から人材確認書の提出など
地域金融機関との連携が不可欠です。

また給付金を受給した企業は定期的に
地域金融機関を通じて実績報告を行う必要があります。

▼詳細は以下のリンクをご確認ください。
(REVICareer)
https://www.revicareer.jp/employ/subsidy/

■□━━応募手続きの流れ━━□■

(1)給付要件を満たしてREVICareerの機構人材リスト登録者を採用
(2)給付申請書類等の作成
(3)給付申請(地域金融機関などと連携)
(4)審査
(5)給付・不給付の決定
(6)給付金の支払い

地域企業経営人材確保支援事業給付金は
REVICareerを活用して経営人材を獲得した
地域企業に1人あたり最大450万円給付される大きな支援制度です。

この給付金は採用した人材への待遇改善や
組織体制の強化に活用できひいては
地域経済の活性化に貢献することが期待されます。

ただし申請には地域金融機関との連携が
不可欠でありその後の実績報告も求められます。

しかしながら優秀な経営人材の獲得は
地域企業の持続的な成長に繋がる重要な一歩となるでしょう。