新たな制度として創設される『中小企業新事業進出補助金』

***中小企業新事業進出補助金とは***

企業の持続的な成長と拡大を図り
ひいては日本全体の生産性向上と
賃上げを促進することを目的として創設されました。

中小企業等がこれまで手がけてきた事業とは
異なる新たな市場やより高い付加価値を生み出す
事業領域への進出に際して必要となる設備投資
などの費用を支援するものです。

◎対象者
企業の成長・拡大に向けた新規事業への挑戦を行う中小企業等

◎上限額
・7,000万円
・特例適用後は9,000万円

◎大幅賃上げ特例適用事業者
本事業終了時点で
・事業場内最低賃金+50円
・給与支給総額+6%を達成

◎補助対象経費
建物費、構築物費、機械装置・システム構築費、技術導入費
専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費
知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費など

▼詳細は以下のリンクをご確認ください。
(中小企業庁)
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r7/shinjigyo_shinsyutsu.pdf

***中小企業新事業進出補助金の流れ***

本補助金の申請から交付、
そして事業化状況の報告までには
いくつかの段階を経る必要があります。

(1)計画の策定
(2)申請
(3)審査
(4)交付決定
(5)補助事業スタート
(6)補助額の決定
(7)補助金の請求・支払い
(8)事業化状況報告など

2025年度に創設される中小企業新事業進出補助金は
中小企業が新たな成長の機会を掴むための
強力な支援策となるでしょう。

新規事業への挑戦は企業の持続的な発展に
不可欠であり本補助金はその設備投資を力強く後押しします。

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最後に
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申請を検討する際には事業計画の策定から
申請手続き、そして交付後の流れをしっかりと
理解し万全の準備を進めることが重要です。